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乾燥が気になる季節に知っておきたい「唾液と健康の関係」


こんにちは。
今回は、インフルエンザや季節性の感染症に備え、日頃からできる「口腔内のケアと唾液の働き」についてお話しします。

■唾液にはさまざまな働きがあります

唾液には、口腔内や体の健康を保つために役立つ働きが複数あります。代表的なものを挙げると、

消化作用
でんぷんを分解する酵素(アミラーゼ)を含む。

溶解作用
食べ物の成分を溶かし、味を感じやすくする。

洗浄作用
食べかすや細かな汚れを洗い流す。

円滑作用
会話や食事をスムーズに行えるようにする。

抗菌作用
唾液に含まれる成分が、口腔内を清潔に保つはたらきを補助する。

pH緩衝作用
飲食後に酸性に傾いたお口の中を中和する。

保護作用(再石灰化のサポート)
歯の表面を修復する過程を助ける。

このように、唾液は日常生活の多くの場面で役立つ大切な役割を担っています。

■唾液を意識することは、口腔内の健康維持に役立ちます

唾液の分泌が少なくなると、口腔内が乾燥しやすくなり、
「食べにくい」「話しにくい」などの不快感が出ることがあります。

また、唾液量はストレス・緊張・生活習慣・加齢などによって変化し、
乾燥が気になる方には唾液腺のマッサージや、口周りを動かす習慣が役立つことがあります。

■唾液腺マッサージで口の中をリラックスさせる

簡単な唾液腺マッサージは、口の周りの緊張をほぐすためにも役立ちます。

● 耳の下(耳下腺付近)
● あごの下(顎下腺)
● 舌の付け根の内側(舌下腺)

これらの部分をやさしく刺激することで、お口の乾燥が気になる際のセルフケアとして取り入れられます。

在宅時間が多い時期や、疲れがたまりやすい季節にも取り入れやすい方法です。

ご自身でのケアに加えて、気になる症状がある場合は、歯科医院でのチェックも可能です。
当院では三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市からもご来院いただいておりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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