ドライマウスとは?原因とセルフチェック、予防方法を解説

ドライマウスとは
健康な成人では、1日に平均1.5ℓほどの唾液が分泌されるといわれています。
しかし、ストレス・加齢・病気・薬の副作用など、さまざまな要因によって唾液量が低下し、お口の中が乾きやすくなる状態を「ドライマウス」と呼びます。
■ドライマウスの自己チェック
下記の項目で気になるものがあるか確認してみてください。
食べ物が飲み込みにくい
口呼吸をしている
口が乾きやすい
口の中がねばつく
口臭が気になる
入れ歯が合いにくい
これらが当てはまる場合、ドライマウスの可能性があります。
■放置すると起こりやすいこと
お口が乾いた状態が続くと、舌や粘膜がしみたり、口内のトラブルが起こりやすくなります。
乾燥により、歯周病・虫歯・口内炎などのリスクが高まる場合もあります。
■ドライマウスの予防方法
●水分補給をこまめに行う
特に冬場は空気が乾燥するため、意識して水を飲む習慣をつけましょう。
●よく噛んで食べる
よく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液が分泌されやすくなります。
キシリトールガムの使用も一つの方法です。
●唾液腺マッサージ
耳の下や顎のラインには唾液腺があります。
指でやさしく押したり、顎を動かすことで刺激になります。
●舌の運動
舌を大きく回す、歯茎の根元に沿って舐めるように動かすなど、舌の運動も唾液分泌につながります。
ドライマウスの改善により、食事のしやすさや口腔内の快適さが向上すると感じる方もいます。
日常の習慣を少し見直し、口腔内を乾燥させないことを意識していきましょう。
みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市などからもご来院いただいております。気になることがあればご相談ください。