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熱中症対策で飲むスポーツ飲料、実は歯にも影響が…?

暑い日が続く季節は、熱中症への注意が欠かせません。
特にマスクを着けていると喉の渇きを自覚しにくくなるため、こまめな水分補給が大切です。

一方で、夏場は熱中症対策としてスポーツ飲料や清涼飲料水を飲む機会が増えますが、歯科の観点では「酸蝕症(さんしょくしょう)」にも気を付けたいところです。

酸蝕症とは、飲食物に含まれる酸によって歯の表面(エナメル質)が溶け出し、薄くなっていく状態を指します。虫歯菌によるものではありませんが、冷たいものや温かいものがしみるなど、虫歯と似た症状が出ることがあります。

■ 酸蝕症を予防するための工夫

● 酸性の飲み物を摂り過ぎないようにする
ただし、熱中症対策のため必要量の水分やミネラル補給は重要です。無理な制限は避けましょう。

● 長時間口の中に飲み物をためない
飲むときはできるだけ “素早く飲む” ことがポイントです。炭酸飲料は長く口に含まないよう注意してください。

● 飲んだあとは水やお茶で口をすすぐ
酸性の飲み物は口全体に広がるため、水やお茶で軽くゆすいでおくと口の中が整いやすくなります。

夏を健康に過ごすために、水分補給と歯の健康の両方を意識してみてくださいね。

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