舌の位置を整えるセルフケア「舌はがし」とは?基本のやり方を紹介

今回は「舌はがし」と呼ばれる舌のストレッチについてご紹介します。
■舌はがしとは?
舌の筋肉が下あご側に落ちている場合、舌の動きが制限されることがあります。
「舌はがし」と呼ばれるストレッチは、舌や周囲の筋肉を動かす練習のことで、舌を正しい位置へ戻しやすくすることを目的としたセルフケアです。
ここでは、ご自宅でも行いやすい基本的な方法をご紹介します。
無理のない範囲で行い、痛みが強い場合は中止してください。
■STEP1:舌の位置を確認する
鏡を見ながら、舌先を上あご(上前歯の少し後ろの位置)につけます。
そのまま、無理のない範囲で口をゆっくり開けてみましょう。
舌の筋肉が弱っている場合、最初は大きく開けにくいことがありますが、無理をしないことが大切です。
■STEP2:口の内側を優しく押す
ほほの内側の白丸部分(歯ぐきの上付近)を、人差し指でゆっくり押します。
息を吐きながら、3秒ほどかけて軽く沈むところまで指を動かしてください。
強い痛みがある場合は無理に行わず、押したときに軽く張りを感じる程度が目安です。
■STEP3:口内の筋を軽くつまむ
赤丸部分(上あごの前方の柔らかい部分)を優しくつまみ上げます。
強くつまむ必要はありません。軽い刺激を与える程度で十分です。
■毎日の習慣として
上記の流れを1日1回ほど、無理のない範囲で継続してみてください。
舌や周囲の筋肉を動かす習慣が身につき、口の機能を整えるケアとして役立つ場合があります。
このような舌のトレーニングは、
呼吸のしやすさ
口周りの筋肉の使い方
発音や飲み込みの動きのサポート
などに関わるとされており、生活の中で意識して行うことで役立つことがあります。
気になることがあれば、歯科医院でもご相談いただけます。
みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市などからもご来院いただいています。お気軽にご相談ください。