マスクで気づく「自分の口臭」―主な原因と予防のポイント
マスクを着けているときに、ふと自分の呼気に違和感を覚えることはありませんか。
そのにおいは、口腔内の状態が関係している場合があります。
■口臭の主な原因
口臭には複数の要因があり、次のようなものが代表的です。
１．口腔内の状態によるもの
歯周病、むし歯、歯石、舌の汚れ、磨き残しなど、細菌が関係するものが最も多いといわれています。
２．飲食物・嗜好品によるもの
ニンニクやネギなどにおいの強い食べ物、アルコール、喫煙などは、一時的に口臭が強くなることがあります。
３．全身の病気によるもの
鼻や喉の炎症、肝機能低下、糖尿病などが口臭の一因となる場合があります。
４．生理的な口臭
起床時や空腹時、疲れているときなど、体の状態によってにおいを感じやすくなることがあります。
■口臭予防のためにできること
口臭の多くは口腔内の細菌が関係しています。
そのため、毎日のセルフケアがとても重要です。
●歯磨きだけでは不十分？
歯ブラシだけで落とせる汚れは約6割程度といわれています。
歯と歯の間の清掃には、フロスや歯間ブラシの併用が効果的です。
●定期検診の重要性
ご自身では取りきれない汚れや、変化に気づきにくい部分もあります。
定期的な検診を受けることで、口腔内を清潔な状態に保つサポートができます。
お口のにおいが気になる場合は、早めに相談し、原因を確認することをおすすめします。
みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市などからもご来院いただいています。気になることがあればご相談ください。