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6月の院内セミナー&勉強会を開催いたしました。PART3(2018/08/21)

みらい歯科クリニックでは、歯周病や口腔内の健康管理に関心のある方へ、口腔ケア用品に関する情報提供を行っています。
今回は、院内勉強会の内容を交えながら、当院で取り扱っている歯磨剤や洗口剤についてご紹介します。


■ ジェルコートF(歯磨剤)とコンクールF(洗口剤)

いずれもクロルヘキシジンという成分が配合されており、口腔内を清潔に保つためのケアに用いられます。一般的な歯磨剤に含まれる発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)と併用すると成分特性が損なわれる場合があるため、使用方法は製品ごとの説明に沿っていただくことが大切です。

ジェルコートFは、研磨剤と発泡剤が無配合のジェルタイプの歯磨剤で、フッ化物が含まれており歯の再石灰化をサポートします。歯ぐきの状態や磨き方の癖によって選択肢となる場合があります。

コンクールFは、日常の口腔ケアとして洗口に使用される製品です。起床時や就寝前など、用途に合わせて活用される方もおられます。


■ アパガードリナメル

ナノ粒子の薬用成分(ハイドロキシアパタイト)が配合されている歯磨剤で、歯の表面をなめらかに整える働きがあり、ツヤを保ちたい方が選ばれることがあります。ただし、いわゆる「ホワイトニング効果」を断定する表現は適切でないため、使用時は目的に応じてお選びください。


■ システマセンシティブ(知覚過敏用歯磨剤)

知覚過敏症状のケア成分として、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが配合されています。これらは、刺激を伝えにくくする働きや、象牙細管を保護する目的で使用される成分です。また、歯ぐきの状態に合わせたケアをサポートする成分(トラネキサム酸など)が含まれています。

知覚過敏には個人差があり、使い始めや使用頻度はお口の状態に応じて選ぶ必要があります。

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