歯ブラシだけでは届かない場所のケアについて

みなさんこんにちは!
少し涼しくなったかと思えば、また暑さが戻ってきましたね。
体調を崩されていないでしょうか?
さて、みなさんは普段どのように歯磨きをしていますか?
歯ブラシのみで磨く方もいれば、フロスや歯間ブラシを併用している方もいらっしゃると思います。
歯科医院で
「歯間ブラシやフロスも使いましょう」
と声をかけられた経験のある方も多いのではないでしょうか。
今日は、なぜフロスや歯間ブラシが推奨されるのか、そしてどんな種類があるのかをご紹介します。
■デンタルフロスとは?
デンタルフロスは、細い繊維でできた糸状の清掃用具で、歯と歯の間に入り込むことで汚れ(プラーク)を取り除くために使用します。
フロスには主に 2 種類があります。
●糸巻きタイプ
使う分だけカットし、指に巻きつけて操作します。細かく動かせるため慣れると使いやすいタイプです。
●ホルダータイプ(糸ようじ)
柄の付いたタイプで、初めての方や指で操作しにくい方にも扱いやすい形状です。
・F字型:下の前歯に使いやすい
・Y字型:上の前歯や奥歯に使いやすい
部位に合わせて選ぶと清掃しやすくなります。
■フロスが推奨される理由
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。
そのため、歯ブラシだけでは汚れが残りやすいとされています。
ある調査では、
・歯ブラシのみ:プラーク除去率 約61%
・歯ブラシ+フロス:約79%
・歯ブラシ+フロス+歯間ブラシ:約85%
と報告されており、補助清掃用具を併用することで清掃効率が高まることが示されています。
また、お口の健康状態の改善は、全身の健康管理とも関係があることが多くの研究で指摘されています。
毎日のケアに数分取り入れることで、お口を清潔に保つ習慣づくりに役立ちます。
当院でもフロスや歯間ブラシをご用意しています。
「どれを使えばいいの?」「サイズを知りたい」など気になることがあれば、お気軽にお声がけください。
みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、
神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市などからもご来院いただいています。
日々のケアについてのご相談もお待ちしております。