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親知らずは放置して大丈夫?生え方と注意点について

親知らずとは、大臼歯(奥歯)の中で一番後ろに位置する8番目の歯で、正式には「智歯(ちし)」と呼ばれます。
多くの場合、10代後半〜20代前半の時期に生えてきます。

「親知らず」という呼び名は、昔は寿命が短く、生える時期には親がすでに亡くなっていることが多かった、という説が由来とされています。

親知らずは上下左右で最大4本生えますが、生えるスペースが不足すると、

・歯ぐきの中で横向きのまま埋まる
・傾いた状態で一部だけ見えてくる
・そもそも生えてこない

といったケースも少なくありません。

■ なぜ親知らずはトラブルになりやすいのか?

昔は木の実や生肉など、硬い食べ物を噛むことが多かったため、顎の骨が発達して親知らずの生える十分なスペースがありました。
しかし現代では柔らかい食事が多く、顎が小さくなる傾向があると言われており、その結果、親知らずがまっすぐ生えにくくなっています。

■ 親知らずを放置すると起こりやすいこと

埋伏していたり、傾いた状態で生えている親知らずをそのままにしておくと、

・磨きづらいため虫歯や歯周病のリスクが高まりやすい
・隣の歯を押すことで歯並びに影響する場合がある
・腫れや痛みを繰り返すことがある

などの問題につながる場合があります。

■ 親知らずが気になる方へ

「このまま放置しても大丈夫なのかな?」
「生えている角度が気になる」

など、親知らずについて不安がある方は、一度検査を受けることで状態を把握できます。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

みらい歯科・矯正歯科クリニックには三木市だけでなく、神戸市西区・神戸市北区・明石市・小野市・加東市・加西市など、遠方からもご来院いただいております。どうぞお気軽にご相談ください。

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